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Boycott "Protect" CD: コピー防止付CDに反対! 『白い粉』を固めたブツは、インターネットが墓標となる。享年約20年。「ご冥福をお祈りします」(カット&ペースト) |
いらんことせんでえぇゆうねん
Universal Music Groupは、コピー防止付CDを10月からリリースするとの表明。同社は、翌年中期までには全てのCDにコピー防止技術を取り付けることを望んでいるそうだ。Vivendi Universalの副会長、Edgar Bronfman Jr.は、「著作権侵害とCDコピーが行われる中、我々はアーティストの権利を保護する以外にない。」と述べる。「子がソフトを必至で作り、親が録音できるハードをいっぱい作る。」と言われるソニー。子のSony Music Entertainmentは、Michael Jacksonの新曲 "You Rock My World" をMacrovisionのSafeAudio技術を搭載して [こっそり] とリリースした。欧州のSony Music Europeは、Key2Audio Technologyの著作権保護技術でインターネット配信も行っていたが、CDの商用リリースはないとしていた。英消費者団体のCampaign for Digital Rightsは、「陰険な手段だ」と話す。 また、今年の米市場で20%の下落が見込まれるEMI Recorded Musicは、BayView Systemsのコピー防止技術を採用するとの意向を示している。 既にBMG EntertainmentはイスラエルのMidbar技術でテスト済みだが、コピー防止技術の信号がエラーとして訂正され、音が歪んだり再生すらできないといった問題で失敗している。BMGはSunnCommの技術でリリースする計画だが、同技術はFahrenheit Entertainmentが使用したもの、PCで再生できない上に、何ら注意事項が書かれてなかったとして消費者に提訴されている。だが、SunnCommとMacrovisionは、PCで再生できるように著作権保護付のWindows Media方式も用意するという。 RIAAに続き、IFPI(通称、国際取締官)は今年上半期の全世界の音楽販売は前年同期の4.6%減と発表し、1996年から下落傾向にあるのも、インターネットの海賊行為やCD-Rのブツが原因だとしている。だからといって、コピー防止付CDを [こっそり] と売ったり、[おまけ] 付のCDを売っているようでは消費者も呆れ返るだろう。 レコード会社がNapsterで最も恐れていたのは、これまでCDを買い求めたユーザーがNapsterで足りてしまったことにあるが、それよりユーザーの反動を心配した方が良さそうだ。海賊行為すらも興味を示さなくなった時、MetallicaのLars Ulrichが言ったように「海賊行為を行うのはファンでいて欲しくない」といつまで言うことができるだろうか。コピー防止付CDは、自爆の行為だ。 貸レ店、デジタル録音機... 日本では、1980年代の貸レコード店が問題となったが、トンチンカンなJASRAC案の使用料が浮上し、日本レコード協会(RIAJ)と芸団連が一丸になって「貸レ暫定措置法」が施行された。貸レ問題は国会まで持ち込まれたが、自民党内に「著作権問題等プロジェクトチーム」が設置され、座長を務めたのは前 [仮] 首相の森喜朗だったとは皮肉れた話だ。 1990年代には、DATやMDのデジタル録音機で、何度録音しても劣化しない超便利な機器にも関わらず、「子は作れても孫は作れぬ」と謳うSCMS方式で封じ込めてみせた。そして、カラオケブームに再びJASRAC案が信号無視で逮捕されることもなく、2000年代のインターネット音楽配信まで突撃。NMRCやイーライセンスの新勢力が浮上するもの、「著作権料が必要です」とカラオケルームにゴンドラで登場してみせた。 哀しいが、インターネットユーザーが海賊行為をやめる代わりに、レコード会社はCDやデジタル音楽フォーマットに著作権保護をなくすことはない。だが、レコード会社には海賊行為を無料で大きなプロモーションだと思うことができる。今の消費者はテレビやラジオで騙されたりやしない。 |
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[関連記事] コピー防止付CDに注意。 IFPI: 2001年上半期のCD販売は全世界で4.6%減 [参照元] http://news.cnet.com/news/0-1005-201-7320279-0.html |
| (2001/10/01) |