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DNA中畑社長が語る 『本音“MP3裏事情”爆裂』 MP3ハードメイカーがデジタルミュージックの著作権保護技術やCCCDを語り、幻となったDataPlayの実体を探る。 |
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ダイナミック・ネイキッド・オーディオ (DNA) の中畑信哉社長から「MP3裏事情」を頂けた。MP3エリア内外で「あれ?どうしたのだろう?」といったMP3事情が散乱し、周囲は知らないフリを働き続けたが、ついに『御経を唱える日』がやってきた。長い・・・この日を待ち続けて4年以上。「年が経過したのは平気だが、歳を食らったのは辛い。」 Q.新型プレーヤーとか、今後の行方とか。MP3ファンなんかとても聞きたいと思ってます。 ヴェンダーは第三次淘汰時代に差し掛かった 日本では開発やデザインを行っている会社が、もの凄く少ないので、イメージが湧き憎いと思いますが、本場(と思っている人達)の韓国では、再編が水面下で起こってます。実は常に新しい会社が誕生して、何社かは消えていく常ですが、その主な理由としては、製品企画から開発、製品化のための設計と製造のうち、どこまでを内製化出来ているか?に掛かってます。数多くの本場(と思っている人達)の韓国では、例えばICメーカーがサンプルソースコードを提供し、ソフトウェアSDKを提供すると言った話が大好きです。 ましてや、リファレンスデザイン(基本デザイン)はメーカーサイドで行って提供するなんて言ったら、飛びつきます。 お陰で姿形の違う類似品が出来る訳で…ホント、中には真面目にゼロからやっている会社もあるのですが、「タダ」という事が大きなアドバンテージになるようなプロダクションが本当にあり得るのか?そのことに気がつき、はっとしたら崖っぷちという事は良くあります。
MP3好きの人ならば、DataPlayという名前が記憶の彼方にあると思います。彼らは偉大なる詐欺師であり、さんざん人を愚弄し、多くの人間をたぶらかしてトンズラした極悪人です。彼らのビジネスは、何かのだまし売りに近いです。デバイスのデモキットを見せて、光ディスクに音楽がコピーされ、再生される。しかもMDの1/4程度の小さなディスクで…大手コンテンツメーカーのライセンスが近く結ばれる話、正式な規格として数多くの大手企業が賛同している話、そして5,000USDを今すぐに払ってライセンサーにならないと、あなたの会社はNo Futureであろうと… 例えば、この催眠商法のような説明会に、本場(と思っている人達)が一同集められたらどうなると思います?莫大な韓国ウォンを吸い上げ、太った挙げ句に量産化目処がつかず、会社は閉鎖。コレが結末でした。 しかし、この結末はあらかじめ用意されたシナリオ、Scheduled Programなのです。よく考えれば、ディスクはMDの1/4ですが、メカニカルは我々がデザインしたpda-03のサイズより大きく、セット(製品)に仕上げるとMDプレイヤの4倍の厚みと同程度の大きさになります。そして重い…150g以上にはなろうシロモノです。挙げ句の果てに何で賛同した76社の誰もが質問しなかったのかが不思議ですが、デモの時にはUSBから電源が供給されており、スタンドアローン動作が出来ないのです。頑張って製品化した某社の試作製品の連続再生時間は2時間程度。 これでだまされる方が悪いか、だます方が悪いか…社運を賭けた多くの会社がそして消え失せました。 今後のヴェンダー事情としては、開発本質に投資をして行く事と製品ビジョンを持っていないと、NG。スペシャルなモノを作れる会社とそうでない会社と区分されてきます。 Q.DRM事情とか、CCCDとかは、うちらみたいなのが言っても説得力がなく、あまり本音を言う方がいないと思ったのですが。 旗印は著作権保護
CCCDについては、我々のようなデベロッパーには何ら影響がないのですが、アーティストは大変です。ZEEBRA、KEN-BO、真木蔵人などが所属するソロモンI&Iプロモーションの金子社長と先日は話しをしたときに聞いたのですが、CD1枚に収録できる時間が少なくなったお陰で、従来の時間尺で考えていた作品構成を直せという事になったらしいです。おまけに腐っても音楽業界の端っこに居る、私の耳は犬並みの聴力を持っているわけ(嘘)ですので、どこにあのドーナツが入っているか解っちゃいます。最低です。 自宅のシステムに100万円以上投資した人も、私達は被害者であろうと考えています。何のために車も乗らず、食事をケチり、人に何と呼ばれようが手に入れた高級オーディオです。唯一の趣味がオーディオだから、その楽しみを奪った事での集団訴訟を起こされても不思議ではないでしょうね。 著作権保護という観点はデジタル時代に於いてはまだ結論、究極論はありません。しかしながら、ハードディスクプレイヤーはこの解決に一役買ってくれそうな期待度が高いです。MP3プレイヤーと言えば、従来はシリコンディスクを基本として、パソコンのローカルディスクからコピーを行って持ち歩くモノでした。ところが、5000曲も入るハードディスクプレイヤーでは、そこから取り出す必要性が無くなり、ワンタイム、ワンウェイの転送でも済むわけです。 レンタル業界もこの流れに沿って変わる可能性もありますし、音楽配信はハードディスクプレイヤーのIDを読んで、配信する仕組みに余計なダイレクトメールを浸けたがり、かつてのレコード店と呼ばれた、現代のCDストアはまた業種名の変更を求められるかも知れません。不動産も売れない、旅行業界もダメ、デフレ不況時代に音楽業界だけが、海賊版で売上減?!理由になってませんね。 しかし、一個人が利用するにはいかなる保護技術もコピー防止策もうざったさ満載でしょう。現段階ではユーザーレベルでの最良策は、メーカーが施した如何なる方法も受け入れて、認めないことでしょう。オーディオシステムでなく、パソコンで楽しむ事が主流になってますので、そういう人の影響は少ないでしょう。 80年代には「ダビング」と呼ばれた行為が、現在ではやや後ろめたい響きを込めた、「コピー」と呼ばれ、購入したCDやレンタルCDをハードディスクに蓄積する事に悪意を向けてます。しかし、「コピー」が上手くできなくても、インターネットでその方法は簡単に知ることが出来ます。 本来、購入した時点で、自分の資産となるべくCDをMDとカセットテープには「ダビング」しても良いが、ハードディスクに「コピー」するのが悪というのがおかしい。残念ながら、ハードメーカー、レコード会社、著作者本人、リスナーとなる個人の利益は全て一致しませんので、この問題は10年後までも続いています。 おまけ *仕様上のご注意 この音楽ディスクはオーディオシステムで再生しないでください。 20万円の高級CD再生機では、コピーコントロール処理部分で音の歪みが認識できたり、不快に感じる事が生じますので、ペンティアム4搭載のパソコンに買い換えてください。 2003年7月19日 ダイナミック・ネイキッド・オーディオ株式会社 取締役社長 中畑 信哉拝 |
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| (2003/07/30) |