手打ちですか?『周防郁雄の素顔』
「赤坂のご主人サマが指名手配された」。何事かと思えば、「週刊新潮」(新潮社)で "手打ちですか" と題して、バーニングプロダクションの社長・周防郁雄の顔を掲載したのである。周防と写っているのは、「サンデー毎日」(毎日新聞社)の前編集長・北村肇で、二人は「かつて激しい攻防を繰り広げた間柄」でもある。
「サンデー毎日」は、2000年に「バーニング帝国の素顔」を連載し、北村はバーニング批判の解禁ゴングを鳴らせた。「FRIDAY」(講談社)は周防の顔を掲載し、「サイゾー」のバーニング連打と続いた。この時、2ちゃんねるの「バーニング批判」スレッドは最高潮々に達していただろう。新潮社は写真週刊誌の元祖「FOCUS」を休刊させたが、周防の顔は某アイドルのニャンニャン写真よりも刺激的だ。
周防と北村が顔合わせとなったのは、元暴力団組長の山本集がプロデュースする [異色] の映画賞「第1回日本DVシネマ大賞」の授賞式。大賞に清水健太郎主演の「首領への道」など、いわゆる893パーティのような顔ぶれだ。中には、のぞき・覚せい剤を犯した田代まさしが監督した作品もノミネートされていた。
それにしても周防という男。現在の芸能界を仕切り、広域に「あうんの呼吸」とやらを稼動させている "首領<ドン>" で有名だが、アウトローの世界から姿を変えている "素顔<ツラ>" にしか見えない。
(2002/12/08)