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2004: 韓国

イ・スンヨンの慰安婦ヌードで波紋

 韓国タレントのイ・スンヨンが「日本軍慰安婦」を素材としたヌードが波紋を呼び、韓国挺身隊対策協議会らは彼女と制作会社のネティアン・エンタテインメントを提訴。スンヨンとネティアンEのパク・チウ理事は元慰安婦に土下座で謝罪。一時はヌードの試写会を行うと発表したもの、全ての写真や映像を焼却した。

 スンヨンのヌードは、旧日本軍の旗をバックにしたものや日本軍隊の横で絶望感に座り込んだ慰安婦を演じたもの。当初、親ネティアン運営のポータルサイト「Netian.com」で公開し、収益の一部を元慰安婦に寄付する予定だった。スンヨンの契約金は、韓国ヌード史上最大の15億ウォンとも言われていた。

 各種の新聞がスンヨンのヌードに批判する一方、若者に人気のハンギョレ紙は“一方的なイ・スンヨン殺し”との声を高め、同紙の掲示板で「ヌードで寄せつけた情けないマスコミ」「記憶が薄れた慰安婦問題のタブーに挑んだ」などを取り上げ、「彼女が退出しても解決策にはならない」と弁論している。

スンヨンを日本の番組に出演計画

 韓国のグッデイ紙によると、スンヨンは日本の情報番組に出演し、4月に空中波T社の深夜枠で放映する予定だったという。そのフィクサー役というのが某大手芸能プロダクションの代表S氏。また、日本でCMやドラマの主演も計画し、今年下半期の収入は20億ウォン以上とも予測していた。T局側は、スンヨンに慰安婦問題を論議していたが、彼女は日本進出を諦めてもヌード計画を推進し、19日には日本で撮影する予定だった。

 スンヨンは、華やかなスッチー出身で、1990年にミスコリア入りして芸能界に進出。昨年は、SBS「完全な愛」でチャ・インピョらと共演。SBS「スタートネーション 夢は叶う」では、マルファン症侯群にかかった小学生に心臓移植の手術費として3000万ウォン以上を集めていた。また、スポーツ朝鮮の“ヌードを見たい女性タレント”で9位に選ばれている。過去に、運転免許証の不法取得でテレビ出演を降板されたこともある。

 ネティアンEは、KOSDAQ上場のネット宝くじ販売業者ロトトが昨年7月に設立した芸能プロダクション。所属するカヒョンのデビュー曲では、クォン・サンウとソ・ユジンの無名時代のビデオを無断で利用して問題となっていた。親ネティアンは、今年1月に系列会社から除外している。

(2004/02/20)
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