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2004: 韓国

韓流が“寒流”となったコンサートの中止

 先月31日、蚕室(チャムシル)総合運動場で行われる予定だったチャリティコンサート「Live FA-ST 2004」が中止された。日本からツアーを企画した韓国観光公社は、チェ・ジウの“詐欺ツアー”や安室奈美恵の韓国公演に続く失態である。韓国の聯合ニュースは、「国際的な恥」や「韓流が“寒流”となった」と報道している。

 中止されたのは、チケットの二重販売で会場が大混乱に陥り、4万人収容される会場は約2万人の観客で、実際にお金を払ったのは5000人程度だったという。そのため、主催者側が代行業社にギャラを一部支払えず、直前に代行業社が降りてしまったのである。しかし、事前に「本当にアーティストは出演するの?」という不安な可能性を秘めていた。出演する予定だったのは、BoA、ピ、神話、jtLである。

SM vs 脱SM者

 今年7月、皮肉にも会場は蚕室室内体育館で開催されたMTVコリア主催「MTV Buzz Asia Concert 2004」では、安室やBoA、紫雨林、神話、jtL、東方神起らが出演する予定だったが、直前にBoAと東方神起のSMエンタテインメント所属アーティストが出演を拒否したのだ。SM側は、当初の契約内容と違うじゃないか!という理由だが・・・。

 一説には、SMがMP3の撲滅キャンペーンを展開し、MP3プレーヤーでおなじみのiRiver社が後援していたこと。いや、安室とBoAが同じステージに立つことは、エイベックス・タブーじゃないか?とも囁かれたが、やはり神話とjtLが脱SM者というキムチなき戦いが存在したのである。

 「Live FA-ST 2004」では、神話とjtLが出演しており、ピはgodの音楽プロデューサーで有名なパク・チニョン率いるJYPエンタテインメントの秘蔵っ子。安室の韓国公演でジョイントしたお相手でもあり、間もなく“韓流最終兵器”として日本にやってくる。godと言えば、脱SM者を支援した本元でもある旧サイダスHQ(現iHQ)のドル箱アーティスト。つまり、BoAを除いてはみな反SM的だったのだ。

 昨年の「m.net Musicvideo Festival」でも、大賞がピンクルのイ・ヒョリというデキレースに察知したのか?前年大賞者のBoAを抱えるSM側が出演を拒否している。その上、神話のイ・ミヌがイ・ヒョリ、これまた脱SM者である元SESのパダがCrystal Kayと共演し、司会者に旧サイダスHQ所属のチャ・テヒョンとピンクルのソン・ユリを起用したのである。

 3年前、「m.net」を所有するCJグループが旧テヨンAV(現ポイボス)傘下だった「KmTV」に圧力をかけ、旧テヨンAV系のピンクルらが「m.net」の出演をボイコットしたが、実はその後にSMのアーテイストも同調していたのだ。ちなみに、「KmTV」は「m.net」を運営するCJメディア傘下となり、今年7月に共同で「KmTV-m.net スーパージョイントコンサート」が開催された。

 今月24日から3日間、文化観光省のアジア文化産業交流財団 (KOFACE) 主催「アジア・ソング・フェスティバル」がソウルオリンピック体操競技場で行われる。出演者は、浜崎あゆみやBoA、東方神起、イ・ヒョリなど。最終日は、日本のNHKや韓国のKBSが放映を予定している。

[参照元]
「Live FA-ST 2004」が開催直前に突然の中止
韓流が寒流に?ソウルで公演ドタキャン、ファン大激怒

(2004/11/10)
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