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2005

韓国年末賞レースの分捕り合戦

 韓国の年末賞レースは、有力プロダクションとの間で分捕り合戦が繰り広げられ、一昨年の音楽賞はイ・ヒョリが総なめ。これに反対する市民団体の文化連帯は、昨年3月に「韓国大衆音楽賞」を開催し、各賞を統合する動きがあったが、相変わらずのゴタゴタ劇は止まなかった。

 まずは、一昨年にBoAを含むSMエンタテインメントがボイコットした「m.net Musicvideo Festival」。今回、「m.net」を運営するCJメディアが買収した「KmTV」との共同「m.netKM―」。日本勢にGacktとm-floが出演し、YGファミリーのフィソンとコミ、そして元SESのパダ(当初はユジン)とピンクルのオク・チュヒョンとの共演が話題となったが、SMは心地よく出演していた。なぜなら、BoAに最優秀作品賞を受賞させたからである。

 ところが、BoAがトリを務めたことでネチズンから反発が起こった。これまで、最高人気ミュージックビデオ賞こそが“大賞”としてトリを務め、公式サイトにもそう告知されていた。同賞を受賞したのはピであったが、これにも異議を唱える事態となった。協賛したKTHのポータルサイト「Paran」のウェブで人気投票をしていたが、いずれも神話が圧倒的に多かったのだ。

 神話と言えば脱SM者。主催者側は神話を受賞させると、またSMがボイコットするだろうと思ったのだろう。一昨年はイ・ヒョリを待遇したが、彼女は当時「KmTV」のオーナーだったポイボス系のアーティスト。かつて「m.net」の番組を全面拒否していた経緯があり、SMもそれに賛同していたのである。

 日刊スポーツと韓国音楽産業協会 (MIAK) 共催「韓国ゴールデンディスク賞」は、大賞にイ・スヨンが受賞。女性ソロ歌手としては16年ぶりの快挙である。一方、SM所属の東方神起が新人賞を辞退し、BoAらSMが出演を拒否。結局、新人賞はSGワナビーが受賞した。一部では、東方神起の解散説などと関連し、SM総裁イ・スマンの“制裁”では?とも疑っている。

 「SBS歌謡大典」では神話が大賞を受賞したが、SMは珍しく出演している。と思ったら、最高人気賞にBoAとピが共同受賞。何と言っても、アルバムプロデューサー賞にイ・スマンが選ばれていた。それ以上に、ヤン・ヒョンソク率いるYGエンタテインメントとM.BOAT連合がボイコットしたことだ。一昨年は「KBS歌謡大賞」を拒否していたが、理由は同じ。「以前に局側が拒否したお返し」

 結果的に、「ソウル歌謡大賞」「SBS歌謡大典」で神話、「m.netKM―」「KBS歌謡大賞」でピ、「韓国ゴールデンディスク賞」「MBC10大歌手歌謡祭」でイ・スヨンが大賞を分け合ったのである。

(2005/01/17)
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