2005
ライブドア堀江の野望「フジサンケイ支配」
「電光石火の早業」で800億円もの資金を調達し、わずか28分でニッポン放送株の35%を取得して筆頭株主に躍り出たライブドア。堀江貴文社長は、記者会見でニッポン放送を「フジテレビ」と言い間違える慌てぶり(わざと?)だが、狙いはニッポン放送が筆頭株主のフジテレビ。ちょうど、フジテレビの日枝久会長が台場の本社へ向かう車内の出来事だったという。フジテレビは、同局のバラエティ番組「平成教育2005予備校」に出演していた堀江を降板させ、ライブドアを「存在しない404」な状態だが、女子アナの内田恭子や高島彩は「堀江さんがうちにやってくる!」とバカ○出しの大はしゃぎ。2人ともオトコを“ヒルズ族”に乗り換えたかいなやだが、ライブドアがフジテレビを数字的に支配することは可能なのか?
一昨年、「小さなニッポン放送が大きなフジテレビの筆頭株主」に異を唱えた村上世彰率いるM&Aコンサルティング(通称、村上ファンド)がニッポン放送の筆頭株主となった。焦ったフジテレビは、200億円以上を費やして第二株主に追い上げ、先月にTOB(株式公開買い付け)に乗り出していた。そこに割り込んだのがライブドアである。
フジテレビは急きょ、ニッポン放送の最低取得株式を当初の50%から25%に引き下げた。ひとまず25%を確保すれば、ニッポン放送はフジテレビの議決権がなくなる。ところが、ライブドアがニッポン放送の増資を行えば、議決権が復活する。また、上位10位の大株主が80%を超えれば上場廃止になるが、名義を振り分けることでクリアできる策もある。
一方、転換社債で堀江に資金を提供した外資系のリーマン・ブラザーズ証券は、早くもライブドア株を大量に空売りし始めている。いずにせよ、米国流の資本主義がこの日本経済に通用するかどうか。それ以前に、フジテレビやニッポン放送は「公共電波」を預かっており、株の買い占めで「誰のモノ」に転がり込むのも危険である。
「正論」批判
「あのグループにオピニオンは異色でしょ」
「あのグループ」とは、ニッポン放送やフジテレビ、産経新聞社を抱えるフジサンケイグループ。こともあろうか、堀江は社説で産経と対立する朝日新聞社の「AERA」で語り、産経の月刊誌「正論」に代表するフジサンケイのオピニオン路線を否定。「新聞がワーワー言ったり、新しい教科書をつくったりしても、世の中変わりませんよ」
これに対し、産経は社説で「少し考えて言ったらどうか」と批判。これは、産経色の「挑戦」でもあり、大型コラム「正論」の執筆陣に対する「冒涜(ぼうとく)」とも。これを、テレビ朝日の「報道ステーション」で取り上げ、出演した堀江はこうワザ笑ったという。「ふふふふふ。で、僕にどうしろというのですか?」
それは、全米でズッコけた宇多田ヒカルが任天堂のCMで「ふふふふふ。これおもしろい!あ、できた、できた!」のようなゲーム感覚なのか?少なくとも、彼を「宇宙人」と呼び、政財界から「頭おかしいんじゃないか?」とバッシングされているが、いずれ世間は「堀江!」コールで巻き返すだろう。そう、日本ハムの新庄剛志を例にした市民パワーが炸裂する。2人の口グセは、「言わせておけばいいんですよ」である。
問題は、ライブドアの“虚業”をいつ見抜くかだ。
反ナベツネ勢力のタマ?ライブドア堀江某疑惑
村上ファンドがフジサンケイグループを襲う?






" by Seirin.