2006
豚と共に去りぬ亀田のファンタジー
WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王座決定戦で亀田興毅がベネズエラのファン・ランダエタに判定勝ちとなるが、1回でダウンを奪われるなど、デ素人が見ても“大敗”であることは明らかだった。亀田の初防衛戦でランダエタとの再戦が決定したが、またもや幻想なるファンタジーでも浮かんだのか?ボクシング界の信用はガタ崩れである。生中継したTBSには抗議電話が殺到する中、亀田父の史郎が「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)に出演し、批判的のガッツ石松と漫画家のやくみつると激突。やくは、サングラスにアロハシャツ、極太のネックレスを着用し、亀田父に“しつけ糸”を手渡して「これで亀を縛っとき」と挑発。これに激怒した亀田父がトンデモ発言をハッスル。「殺すぞ!」
今回の判定に元プロボクサーが揺れた。同ベルト保持者だった具志堅用高の前批判も含め、ガッツ石松は「亀田の勝利はなかった」とコメント。一方、TBSで解説していた竹原慎二や鬼塚勝也は歯切れの悪いコメントを残し、渡嘉敷勝男は亀田を援護。うまくおかしく意見が割れたのも、どうやら過去の疑惑がトラウマになっているようだ。
具志堅、渡嘉敷、鬼塚は亀田が所属する協栄ジム出身。金平桂一郎会長の父で金平正紀前会長は、かつて具志堅の対戦相手に薬物入りステーキを混入させ、後に渡嘉敷の相手にも薬物オレンジを渡し、ボクシング界から永久追放されたことがある。
金平前会長が復権するや、鬼塚を判定勝ちで王者に企て、それをガッツ石松が批判していた。それをみなタレ流ししていのたはTBSである。「役者が入れ替わっただけで構図は同じという気がしてしまい、まるで亡霊を見ているような気持ちになった」(協栄ジム関係者)
親分の誕生日
亀田は、デビュー戦から6戦まで全てタイ人と対戦。いわゆる「咬ませ犬」と呼ばれるアルバイトボクサーで、7戦目で初めて“勝ったことがある”選手と対戦。そのサマン・ソーチャトロンは1ラウンドKOとなるが、「週刊文春」で「仕事だからね」とバッサリ。彼らに支払われたギャラは日本円にして3万円ほどだが、タイでは月収にあたる。ちなみに、亀田のギャラは今回で1億円とも言われる。
今回の世界戦に明石家さんまや朝青龍らと混じり、暴力団の親分衆が堂々と観戦していた。特に亀田は山口組最高幹部で英組の英五郎組長に支援され、英組長が名誉会長を務める「亀田の後援会」で亀田親子と並んだ写真が撮られている。
ところが、亀田がグリーンツダジムから協栄に移籍し、密月だった関係がコジれ始めた。一説には3000万円でワビを入れたというが、英組長は自身のホームページで「コヤツらファミリーの行く末は「亀田芸能プロダクション」と推察する」などとコキ下ろしている。奇しくも、世界戦の8月2日は英組長の71回目の誕生日だったという。
亀田の言動といい、その品格の悪さはライブドアの“ホリエモン”こと堀江貴文前社長に似る。彼らの背後にいる黒い人脈、そしてマスコミの煽動ぶりこそが彼らを巨大化させた。いえ、なぜ亀田とホリエモンは似るのか?・・・なら仕方あるまい。






" by Seirin.