2006
北朝鮮に最も近い韓国歌手
2000年に金大中(キム・デジュン)前大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記の南北首脳会談が行われて以来、南北統一に向けた行事「6.15南北共同宣言」が毎年と開催。今年は「民族統一大祝典」なるイベントが韓国の朝鮮大学で行われ、“トロットクイーン”のチャン・ユンジョンが出演し、北朝鮮側の「統一音楽団」とジョイントを行った。その評価あってか平壌公演まで浮上。彼女は、かつて北朝鮮で公演を行ったキム・ヨンジャやイ・ミジャと同様のトロット歌手。北朝鮮に近い京畿道の広報大使や納税PRなど、何かと政治的な活動が多く、今月は中国のハルビンで開かれた「安重根義士記念館」の建立行事に参加している。
昨年は、チョ・ヨンピルが単独で平壌公演を行った。場所は、現代グループの鄭周永(チョン・ジュヨン)創業者のために建設された柳京鄭周永体育館。2003年に完工記念として「統一バスケットボール大会」が開催され、その前夜祭に神話やBABY VOX、チョ・ヨンナムなどが出演した音楽イベントが行われた。
この体育館でイベントが行えたのも、現代峨山の金潤圭(キム・ユンギュ)前社長が金正日の承認を得たからだという。それだけでなく、一昨年にソウル蚕室室内体育館でユン・ドヒョン・バンドが朝鮮総連下の金剛山歌劇団と合同公演を行ったハンギョレ主催の「オ!統一コリア」もそうだ。
金前社長は、北朝鮮送金疑惑で自殺した現代グループの鄭夢憲(チョン・モンホン)元会長の北朝鮮利権を受け継いだが、気分はとっくに金正日のパシリ感覚。このままだと、現代グループは金正日王朝の企業舎弟になると懸念し、鄭夢憲の未亡人である玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長に切り落とされてしまった。
反日映画をPRしたBoA
一昨年9月、BoAが反日映画「多黙(ドマ)安重根」のPRに参加し、安重根義士記念事業会に5000万ウォンを寄付することがあった。この映画を「南北共同試写会プロジェクト」と位置づけ、北朝鮮の金鋼山で試写会が行われているが、当初は平壌で試写会を行う予定で、製作・監督を務めたソ・セウォンが金正日と会う計画だった。
BoAのほかに参加した東方神起とカンタもSMエンタテインメントに所属するが、SMの“スポンサー”は現代グループと囁かれ、かつてBoAが香港映画「シルバーホーク」にキャスティングされたのも鄭夢憲のゴリ押しだったと言われる。余談だが、イ・スマンとソ・セウォンは脱税容疑で起訴された被告の身にある最後の3人衆。もう1人はGM企画のキム・カンス創業者である。
その年の8月15日、韓国が日本に解放されたと祝う光復節。BoAは「平和コンサート」に参加し、「平和統一のためなら小さな力でも加えたい」と語っていたが、彼女が反日親北路線に熱心なのも政治的な意図が隠されていた。それは、BoAが本名の「クォン・ボア」としてデビューできなかった出生タブーに触れなければならない。
その答えは「Xファイル」にあるようで、イ・スマンの愛人・・・いや、親日派とされる權重顯(クォン・ジュンヒョン)元農商工部大臣の曾孫ではないかと書かれ、この人物が第二次日韓協約(乙巳保護協約)に調印した乙巳五賊の一人として「親日人名辞書」にリストされており、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が成立した「親日真相究明法」で締め出されてしまう。つまり、BoAはその法から逃れるためのバーター行為ではないかという。






" by Seirin.