Mr.Showbiz

2007

失態騒動を招いた沢尻エリカの“クローズド・ノート”

その瞬間、“クローズド・ノート”が開かれた・・・

 映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶で無愛想な態度をみせた主演の沢尻エリカ。司会者に「思い入れのあるシーンは?」と聞かれても「特にないです」と切り捨て、“エリカ様”と掲げた彼女が手作りクッキーを配ったという長澤まさみ級の清純エピソードに触れるやガン飛ばしで「別に!」である。

 サングラスを飾った金髪のカツラに緑色のヒョウ柄ドレス。実はその姿が気に入らなかったのか?思えば、昨年の「東京国際映画祭」でみせた“あゆ風ファッション”とは対照的な不機嫌ぶり。腕を組んだ仕草が「ミャンマーで“私は戦わない”という平和を願ったポーズ」のサイゾー説とは裏腹、“何者”かに宣戦布告するメッセージだったのではないか?

 舞台挨拶の前日に出演したテレビ番組「ラジかるッ」(日本テレビ系)でも不機嫌さはおなじみだった。あの「沢尻会」が本当にあるかを聞かれて即座に「ないです」と否定し、凍りつくスタジオに「欧米かよっ!」のギャグで知られるタカアンドトシを飛び込ませてもテンションは低いまま。沢尻がいなくなると、トシが無表情なタカに「沢尻か、お前は!」と皮肉るほどだった。

 事前の試写会では、共演する竹内結子の逆鱗に触れていた。映画に絡ませ、「人の秘密を知ってしまった経験は?」の質問に対し、事務所の先輩でもある竹内に向かって「知らなくていいこと、たくさんありますからね」と発した。これは、中村獅童との離婚問題を指したもので、さすがの竹内もこれにはムカッとしたはずだ。

 それに加え、“ハイパーメディアクリエイター”というウサんオッサンくさい高城剛とのデートをスクープされ、事務所から「余計なことを言わないように」と釘を刺されてしまった。舞台挨拶の司会に同じ事務所である元フジテレビアナの富永美樹で“箝口令”を敷いたもの、「だったら何も言わない」となるのがエリカ様ならではのスタイル。実は富永がキライだった?

和製パリス・ヒルトン

 沢尻の無愛想ぶりに“芸能界のご意見番”こと和田アキ子が「シメる」と言い放し、コラムニストの勝谷誠彦は彼女を演出する“振付師”がいると指摘しながらも「カメと同じ」と批判。“カメ”とはボクシングの亀田兄弟のことで、昨年の王座決定戦で批判されたカメ主の亀田興毅までもが「やってええ場所と悪い場所がある」と唱えた。「お前が言うか!」とは爆笑問題の太田光である。

 このことが応えたのか?公式ページで謝罪し、朝の情報番組「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)のインタビューに応じて号泣。だが、公式ページの謝罪で「諸悪の根源は全て私にある」とか、彼女から出てくる言葉とは思えない。全ての根源はCMスポンサーに向けた謝罪ではないか?番組の号泣は事務所に謝罪させられた悔し涙だったのか?などと逆効果だ。

 思わず、刑務所に出戻りで号泣したパリス・ヒルトンとダブる。ブリトニー・スピアーズやリンジー・ローハンなど、米国で彼女たちの奇行ぶりを更正させるには、もはや司法の介入が不可欠となりつつあるが、日本には芸能界きっての圧力団体「日本音楽事業者協会(音事協)」が存在する。

 最近、飯島愛をはじめ、奥菜恵や岡本綾、華原朋美などの引退劇が話題となっており、沢尻もそれに続くか?今年、音事協の会長を3期務めたイザワオフィスの井澤健社長に代わり、プロダクション尾木の尾木徹社長が就任しており、コンプライアンス(法令順守)が強化されている。だが、沢尻の事務所「スターダストプロモーション」は音事協に非加盟。さてどう動く?

(2007/10/16)
Mr.Showbiz
Décadence Project "" by Seirin.
2003-2008 Mr.Showbiz, All rights reserved.