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2007

台湾の2大モデル事務所:凱渥VS伊林

 今月、台湾の大手モデル事務所「伊林(EeLin)模特兒経紀」が主催するファッションパーティに香港の大手映画会社「寰亜集団(メディア・アジア・グループ)」の“老板(オーナー)”林建岳(ピーター・ラム)が招待された。伊林に所属するトップモデルの林嘉綺(パティーナ・リン)が横につき、彼女は大きく胸の開いた衣装で映画デビューへの意欲をアピールしたという。

 寰亜と言えば、劉偉強(アンドリュー・ラウ)と麦兆輝(アラン・マック)コンビの大ヒット作「インファナル・アフェア(無間道)」シリーズをはじめ、日本の漫画を原作とした「頭文字D」やエイベックスが日本の配給権を取得した「傷城」などを手がけ、楊受成(アルバート・ヤン)率いる英皇集団や中国の華誼兄弟伝媒集団とも親交が深い。

 この“春酒”パーティには、台湾のケーブルTV局「八大電視台(GTV)」の楊登魁董事長も見受けられ、伊林に所属するモデルさんを映画やテレビに出演させようとの魂胆汁か?その後、林建岳と楊登魁、及び伊林の段国慶董事長らは、台北の日本高級料理店「牛寿司」で会食。3人の“あしながおじさん”、いや!3人の“脚長美女”を引き連れての晩餐会である。

 3人の“脚長美女”とは、人気モデルの陳思[王旋](ナターシャ・チャン)、蔡淑臻(ジャネル・ツァイ)、姚采穎(ヤオ・ツァイイン)。いずれも伊林に所属し、陳思[王旋]は中国のモデル最大手「北京新絲路(ニューシンクロード)模特経紀」とも契約するモデル歴14年のベテランである。最近だと、林又立(リン・ヨウリー)ら若手の露出も目立ち、焦り始めているのだろうか?

 本来なら、メインコースの晩餐会に林嘉綺も出席するはずだったが、逃げるように帰ってしまったのである。何せ、林建岳が台湾の美女好みなのは有名で、前妻の謝玲玲(ツェー・リンリン)をはじめ、数多くの“お抱え”美人が台湾人ばかりである。警戒心を感じたのか、林嘉綺はおよそこのような理由で去ったという。「愛猫“林ハニー”ちゃんが3日連続で吐いて心配だわ」

“双林”対決

 台湾の「第一名模(No.1有名モデル)」と言われるのが日本でもおなじみの林志玲(リン・チーリン)で、彼女が「三国志」の“赤壁の戦い”を描いた中国映画「赤壁」にキャスティングされるなど、伊林側には大きな刺激となっている。特に林志玲と林嘉綺は“双林”と呼ばれる最大のライバルで、熾烈な争いが展開されている。

 林志玲が所属するモデル事務所「凱渥(Catwalk)模特兒経紀」には、男性誌「FHM」台湾版の“百大性感美女”で1位に選ばれた白[音欠]惠(ビアンカ・バイ)や東森媒体集団の王世均執行長と結婚した洪暁蕾(ホン・ギョウライ)などが所属し、長年とモデル界をリードしてきた老舗である。

 昨年2月、台湾の“文化城”と呼ばれる台中にシャネルやエルメス、ティファニーなどの店舗が並ぶ百貨店「広三そごう」の隣にルイ・ヴィトンの旗艦店が開店し、オープニングセレモニーで台北出身の林志玲がテープカットを行った。この行事に招待されたもう一人の主役が林嘉綺だったが、彼女が台中出身にしてテープカットが出来なかったのだ。「これが初めてじゃなくってよ!」

 林嘉綺が怒りを露にしたのは、テープカットが出来なかったことではなく、林志玲が来ることを知らされていなかったことにある。これが初めてじゃないのは、林志玲と同時起用された香港のダイエットブランド「ANGEL FACE」で知られる唐安麒痩身専門店のイメージキャラクターのことだろう。それ以降、2人のツーショットはタブーとされてきたのである。

(2007/03/27)
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