Mr.Showbiz

2008

NHK紅白とTBSレコ大を振り返る件について(仮称)

 昨年末の「NHK紅白歌合戦」でヲタ野郎がニヤリついたアキバ枠。「平成版おニャン子クラブ」のAKB48、グラビア界の黒船来襲で話題のリア・ディゾン、ブログ女王の“しょこたん”こと中川翔子である。しょこたんが「ギザ」「ギガント」を超えて「ビッグバン」に“ウレシス”と表明し、アキバ野郎の心を確信犯的に捕らえた。本番ではリア・ディゾンの不評でより引き立ったのではないか?

 不吉にも仏滅の日に出場者が発表され、目玉とされた宇多田ヒカルや矢沢永吉、B'zの名前はなく、常連の細川たかしは円天問題で発表前日に辞退を表明する慌てぶり。mihimaru GTに至っては前日に決定するドタバタ劇だった。その結果、第2部が39.5%(関東地区)の視聴率で2004年に次ぐ歴代ワースト2位。“目玉不在”で「大健闘」と同情する声もあった。

 司会は中居正広と笑福亭鶴瓶で、鶴瓶には他局で“開チン”した前科があり、前年にハダカ踊りで激沈したDJ OZMAのような悪行をするんじゃないかと期待させた人寄せパンダか?本来は鶴瓶ではなく長澤まさみだったらしく、どうやらジャニーズがゴネてボツったという。長澤は嵐の二宮和也と熱愛が報じられ、これが長澤側のリークだともっぱらだからである。

 “桃組”と言われた特別枠に出場したのがZARD。亡くなったヴォーカルの坂井泉水を追悼し、大阪のNHKホールでフィルムコンサートが行われた。「念願の紅白出場」とNHKる(局益主義)が、坂井は長年と断り続けてきたはず。そもそもZARDはB'zのバーターで、そのB'zがロサンゼルスの「ロックの殿堂」で生中継というオファーを受けながら出ていない。

 細川をはじめ、「円天市場」で詐欺容疑に問われたL&Gの招待コンサートに出演した“円天歌手”にバーニングの藤あや子も欠場となったが、伍代夏子、坂本冬美、香西かおり、中村美津子、美川憲一は出場したまま。もっとも藤はバーニング直系の中村美津子を出場させるために欠場したという“言い訳”がある。結局、他の歌手の出演料をピンハネしていた疑いまで報じられていた細川に全責任を背負わせたというわけか?

 あの件がなかったら沢尻エリカも“Erika”名義で出場してたんじゃないか?「別に・・・」

大賞コブクロの“タナボタ”劇

 前年から1日前倒しとなったTBSの「日本レコード大賞」は、下馬評どおりコブクロが大賞に選ばれたが、彼らは最後に舞い落ちた“タナボタ”だった。受賞曲「蕾(つぼみ)」はフジテレビのドラマ「東京タワー」の主題歌で局違いの異例ゴトでもある。まさか、バーニング藤原紀香に捧げるべく、結婚披露宴で陣内智則が歌った「永遠(とわ)にともに」がコブクロの曲だったからというだけ?

 最初に担がれたのがなんと宇多田ヒカルだった。宇多田パパが積極的で、所属するEMIミュージック・ジャパンは“芸能界の実力者”に挨拶もしていたが、実は「紅白」で藤あや子を降ろしてまで出場させた中村美津子を金賞にノミネートさせるための“ピエロ”だったとか。それがダメになると宇多田は不要。もっとも、宇多田本人に大賞など欲しくはなかろう。

 宇多田が消えると、テノールもどきの秋川雅史を擁立するが、ミリオンセラーとなった「千の風になって」は昨年に発売された曲で前例がない。それも、所属するケイダッシュの力で前年の「紅白」に出場したゴリ押し野郎。司会の堺正章と“エビモエ”セットもケイダッシュ系。これだと、「バーニング大賞」から「ケイダッシュ大賞」と言われかねない。結局、特別賞に和らげた。

 最優秀歌唱賞に選ばれたEXILEも大賞候補だった。一昨年に結果的には倖田來未が受賞し、当日は幽霊まで出現する騒ぎとなり、それが直前に亡くなった審査委員長の阿子島たけしではないかと恐れられたが、“実力者”はEXILEを推していたのである。もっとも、EXILEにはテレビでは言えない“ヤクザイル”な関係があり、“実力者”が推すのもわからなくはない。

 新人賞は、「紅白」でモーニング娘。と抱き合わせて出場させたキュートが獲得。事務所のアップフロントはモー娘。結成10周年にしてメンバーの不祥事続きで、何としてもキュートをネジ込ませたかった。といっても、かつてモー娘。を辞退させた全盛期ほどの威力はもうない。逆にエイベックスが投資した高杉さと美の落選は痛いか?

 「レコ大」は今年で50、「紅白」は来年で60。ちょうどいい潮時ではないか。

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幽霊も出現?日本レコード大賞の怪談

(2008/01/31)
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